落ち着きがない、クラスに馴染めない、部屋から飛び出してしまう・・・様々な困り感を抱いている子が増加しています。発達に不安を感じている保護者や園の先生たちの思いがありました。
子どもの現状を踏まえ、保育と児童発達支援を一体的、一貫的に行い、子どもの育ちを保障するための新たなインクルーシブ保育を展開するために、認定こども園の中に、児童発達支援事業を併設しました。これにより、特性のある子どもの加配としてではなく、より専門性を高め対応していくことが出来るようになりました。
特性のある子どもが地域で生活していくために必要な様々なスキルを身に付けるため、「遊び」を通して、専門職員が個別の療育も行っています。
認定こども園に児童発達支援事業所を併設。
県内唯一、登園玄関を一体にし、分け隔てなく子供が交流できる環境を作りました。玄関を入りすぐにある交流ホールは、児童発達支援、認定こども園、地域子育て支援センターが一つに交流できる場所となります。日々、の保育時にも一体となって活動をすることが出来ます。
支援が必要な子も、こども園との一体的、一貫的な環境の中で、子どもの力を発揮し、集団での関りを経験しながら成長を目指しています。療育の場が、孤立した環境となることなく、こども園との融合の中で、個に応じた関わりや遊びの内容を話し合いながら、インクルーシブ保育に努めています。
集団生活の中で、困り感を抱いている子ども・支援が必要な子どもが安心して過ごせるよう、「安心基地」のような場所でありたいと考えています。
・こども園内に児童発達事業があることに驚きました。わが子は友達に興味を示したことがありません。ここでなら、少しでもの友達や集団生活を身近に感じることができるのではないかと感じ、利用することにしました。
・家庭でもできなかったことや苦手なことが少しずつできるようになってきました。何事にもチャレンジしてみようとする様子が増えました。
月~金曜日
土曜日は面談及び必要に応じて開所
※ただし12月29日~1月3日を除く
開所時間:午前8時00分~午後5時30分
サービス提供時間:午前8時30分~午後3時30分
1日 10名
保育士・幼稚園教諭
社会福祉士
作業療法士
臨床心理士兼アドバイザー
利用者の自立支援法サービス受給者証の記載内容に基づき利用料金をお支払いいただきます。自立支援法に基づく利用料金の1割分が、自己負担となります。
ただし、児童発達支援事業は、幼児教育の一貫として位置づけられているため、自己負担分が無償化の対象となります。
まゆみ学園・子育て支援センターへ相談・見学
↓
保健センター・市役所・病院等へ相談
↓
サービス等利用計画の作成
↓
受給者証発行
↓
契約後利用開始
在籍数16名(学園内13名・学園外3名)
定員 1日10名
職員 3名(資格:保育士・社会福祉士・作業療法士 他)
アドバイザー 1名(資格:臨床心理士)